• 「令和3年度災害ボランティア養成講座(応用編)」が開催され、災害ボランティア登録者を対象にマイタイムライン(防災行動計画)の講習会を行いました。




2023年度 一般社団法人 高梁青年会議所 スローガン

 

2023年度理事長所信

2023年度理事長所信

第51代理事長 吉川 正洋

【はじめに】

1973年、高梁青年会議所が全国で528番目の会員会議所として誕生してより50年、明るい豊かな社会の実現に向け、様々な運動を展開し、地域の発展にご尽力された先輩方に敬意と感謝を申し上げます。
情報化社会の発展とともに情報の流れが一方通行でなくなり、これまで潜在的であった多様性の顕在化によって新たな価値観が生まれ、個人にも組織にも様々な変化が求められる時代。時流に捉われ、本質を見失い、時代に即することを目的とし易いときにこそ、創始の精神に立ち返り「修練」「奉仕」「友情」の三信条のもと、より良い社会づくりをめざし、社会的課題に積極的に取り組むという青年会議所の本分をその活動の本質とすべきであると考えます。
青年として、志と覚悟をもち先頭に立って行動を起こし、子育て世代を多く抱えた団体としてより良い社会を次代に託すにはどうすべきかを必死に考え1年間を邁進していきます。

【会員拡大】

高梁青年会議所の礎となっているもの。それは「ひと」であり、私たち会員一人ひとりです。
年齢制限のある組織において、会員拡大は必要不可欠です。どんなに素晴らしい組織でも新たな会員が入会しなければ会員は減少していき、その存続さえ危ぶまれます。
青年会議所における会員拡大の最大の目的は、単に組織を大きくすることではなく、その本分である、より良い社会づくりをめざし、社会的課題に積極的に取り組む人財を育てるためのものでなければなりません。つまり、会員拡大はより良い社会づくりをめざす組織としての主たる事業であり、組織として継続的に取り組むべき最大の活動なのです。

【次代創造】

人口減少、自然災害、国家間情勢など様々な課題によって経済のみならず、社会全体が不安定で閉塞感が漂うなか地域の将来を想うとき、地域における子どもたちの存在ほど夢や希望といった明るく前向きな感覚を抱かせるものはないのではないでしょうか。そしてそれは単なる感覚ではなく、青年会議所が目指すより良い社会の礎を成すのは紛れもなく、今を生きる子どもたちであり、私たちはその存在があるからこそ次代を明確に思い描き活動することができるのです。
まちづくりはひとづくり。現社会を担う責任世代として、地域の課題に直接アプローチする事業を展開することでより良い社会を醸成し、地域の子どもたちに資する投資的な事業によってその礎を育み、次代の地域社会を創造していきます。

【組織運営】

先行きが不透明な時代のなか、社会から取り残されることなく組織運営を行うため、定款や諸規定に則りコンプライアンスの徹底された社会的信用のある組織として活動していくことはもちろんのこと、次代を見据えた持続可能な組織運営が求められます。
生き方や働き方が多様化する社会のなかで、より優れた組織の在り方を模索し、効率的かつ最大の運動を展開できる仕組みを追及していきます。また、ホームページやSNS、各種メディアを効果的に活用し、情報を発信することで地域社会から共感を得るとともに高梁青年会議所の存在価値を高めます。

【結びに】

高梁青年会議所で得られるのは、経済人としての世代を超えた最高のネットワーク、個の活動だけでは得られない貴重な経験、組織運営を通して広がる人としての視野など、自らの可能性を飛躍的に広げる成長機会です。40歳までという限られた人生のうちの、さらに限られた一瞬にのみ得られるこの機会を決して無駄にしてはなりません。ひとづくり、まちづくりという大きなフィールドで、本気で語り合える仲間とともに、次代に明かりを照らすべく、時代に捉われず、次代を捉えた新しい価値、事業の創造に挑戦していきます。

 

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